薄毛や若白髪……老けヘアになる原因4つと正しいヘアケア方法
年齢よりも老けて見えてしまう「老けヘア」。髪の毛が薄く、分け目の地肌が見えてしまったり、ペタンコ髪に悩んでいませんか? 歳を重ねると、髪の毛の弾力がなくなります。どんどん細くなり、若白髪が出たり薄毛のように見えたりすることも……。しかし、髪の毛のタイプではなく、毎日のスタイリングやヘアケア習慣によって、老けヘアは現れます。
そこで今回は、老けヘアになってしまう髪型やスタイリング習慣、そうならないための毎日のヘアケアについてご紹介します。
注意したいヘアケア&スタイリング4つ
(1)ポニーテールなど髪を引っ張る髪型
ポニーテールやタイトなシニヨンなど、髪の毛を引っ張るヘアスタイルは少なからず毛根に負担がかかるので、特に生え際などが薄くなってしまいます。ヘアスタイルは毛根の自然な流れに従うのが基本。毎日同じ髪型を繰り返さないようにしましょう。
また、前髪をカーラーで巻くときやサイドの髪をコテで巻くときに、髪の毛を強く引っ張る癖がある人は、その部分の毛根に負担を与えていますので注意が必要です。
(2)ずっと同じ分け目
ずっと同じ分け目でいると、その部分が広がり、薄く見えてしまうことがあります。またその分け目の部分だけが実際に薄くなったり、若白髪になってしまうこともよくあります。これはこの部分の頭皮が弱っているせい。
分け目は毎日変えて、少しでも変化をつけて。後ろに流すというように分け目をつけない髪型にするのも一つ。
(3)きつい帽子を被ることが多い
紫外線は頭皮にとってもよくないので、日焼け止めが塗れないぶん、帽子や日傘で対応します。ただ、帽子の選び方には”コツ”があります。
まず、頭皮は汗をかきやすいので通気性の良い素材でムレないこと。そして、髪の毛がピタッとつぶれてしまうほどきつい帽子にはしないことです。あまりにもピッタリしているとムレやすくなり、毛根の力を弱めてしまいます。オールシーズン、ニット帽が流行っていますが、頭皮のためにはコットン素材のものにするなど、シーズンごとに素材を見直しましょう。
(4)根元にスタイリング剤がついてしまっている
トリートメントやコンディショナー、ヘアパックなどコーティング作用のあるものは地肌につけないというのと同様に、スタイリング剤も地肌につけないようにすることです。クリームタイプやワックスなら毛先だけにつけることができますが、気をつけたいのがスプレータイプ。スプレータイプのものは広範囲につけることができますが、方向を違うと根元や地肌についてしまっていることがよくあります。
いかがでしたでしょうか。上記のようなことが毎日の習慣となっていると、若くても老けヘアになってしまいます。髪のハリを保つには頭皮の負担を減らすことからですね。