保湿にはメリットしかない
・そもそも保湿の目的は?
乾燥対策を秋冬だけしておけば良い、と思っている方もいるかもしれませんが、スキンケアにおいて保湿はお肌の潤い、ハリ、ツヤに一年中欠かせないもの。
みずみずしいお肌は小皺も減りますね。
食べ物や飲み物から肌自体の保湿力を高める製品なんかもありますが、やはり王道は肌に直接保湿化粧品を用いるということではないでしょうか。
乾燥が進むと肌トラブルに発展してしまいますので、トラブルがあってから対処するよりは予防の方が楽です。
・夏にもちゃんと保湿を
紫外線対策で日焼け止めを使う方も多いと思います。
日焼けは肌へのダメージで炎症やシミを防ぐためと思っている方もおられるかもしれませんが、長年の日焼けで肌ダメージを与えているとはゆっくりと時間をかけてシワやたるみにつながることも多いですね。
昔と違い、最近の日焼け止めは肌に刺激が少ないものも多く販売されるようになってきました。
それはほとんど保湿剤が配合されています。
保湿成分がなかったり、肌に合わない日焼け止めを使ったりしますと肌がつっぱるようなことありませんか?
そんな時は日焼け止めは丁寧に落としましょう。
無添加化粧品にこだわる方は特に実感していると思いますが、肌に余計な成分が残っていると肌トラブルに発展しやすいです。
日焼け止めの紫外線反射成分は肌に残り続けて良いものではないので、丁寧に洗顔することで、トラブル予防になります。
そして、しっかりと保湿化粧品でスキンケアしてください。
秋冬だけじゃなく夏もとろみのテクスチャーの保湿化粧水も肌に相性良いかもしれません。
・お風呂で熱中症
保湿に関連しますが、水分補給は大切ですね。
年々暑い夏になっていますので、水分補給の重要性を耳にすると思いますが、意外なところでお風呂でも熱中症になることがあります。
42度のお風呂に15分入浴するとおよそ800mLの水分を失うとも言われております。
夏に42度は熱すぎますが基本的に41度以下を目安に、長湯する方は少しぬるめ(39度とか)なくらいが負担は少ないでしょう。
ゆっくりお風呂に入ってリラックスはとても良い健康習慣ですが、水分補給を忘れないでください。
また急に立ち上がってお風呂から出ないということも必ずやっていただくと良いと思います。
年配の方のお風呂事故は温度差もありますが、急に立ち上がるというのも多いので、せっかくのバスタイムはゆっくり動く、ゆっくり過ごすと良いですね。
シミやシワ、たるみについては美容医療もどんどん進歩していますが、決して安くないものなので、スキンケアの基本である保湿をしっかりすることで予防していきたいものです。