紫外線や湿気! 夏の悩みを正しく解消する美容法まとめ
夏の悩みといえば、日焼け・シミの原因となる紫外線に、ヘアメイクに影響してしまう湿気……。夏は女子にとって敵だらけの季節なんです。
そこで今回は、紫外線や湿気など、夏に向けて必要な対策、美容法をご紹介していきます。
紫外線対策とその知識
家の中に電車の中、晴れた夏の日は、どこにいても紫外線が気になります。ファンデーションや日焼け止めに記載されているSPF・PAの表示は、どう見ればいいのでしょうか。
SPFは紫外線B波(UVB)、PAは紫外線A波(UVA)から肌を守る効果の目安です。SPFは数値が高いほど紫外線防止効果があり、数値の高いものでSPF50、さらに効果の高いものは、SPF50+で表示されています。
いっぽう、PAは「+」の数のみで紫外線防止効果を表します。PAには4段階あり、「PA++++」と表示されたものが、もっともUVAの防止効果が高い商品です。SPF・PAの値が高い日焼け止めは、屋外など日差しが強い場所での活動に適しています。
ちなみに、UVBとUVAとの違いは、すぐに日焼けを引き起こすか否かということにあります。UVBは、日焼けやほてりのもとになり、シミや皮膚ガンの原因ともなります。UVAは、肌に急激な変化を起こさないのですが、肌の奥まで届き、シワやたるみの原因となります。UVAは雲や窓ガラスも突き抜けてしまうので、曇りの日や室内でも注意が必要です。
梅雨の時期のストレス! 湿気対策
気圧が低く天気が悪いと、気分が悪くなったり頭痛が起きるという人がいます。これは、気圧の変化によって体内の水分が膨張して体がむくんだり、自律神経が乱れてしまうためです。そこまで不調を感じなくても、天気が悪いと湿気で髪が広がってテンションが下がる……という人は多いのではないでしょうか。
湿気によって髪が広がったりうねったりするのは、髪が水分を吸い込んで、膨張してしまうためです。特に髪がダメージを受け、表面のキューティクルがはがれ落ちていると、その部分だけ水分を多く取り込み、髪にうねりが出てしまいます。
髪のうねり対策には、お出かけ前にヘアオイルやトリートメントで保湿して、髪を湿気からブロックすることが有効です。髪を油分でコーティングしておけば、余分な水分を吸い込みません。パーマや紫外線によるダメージのケアも重要です。
夏におすすめの美容にいい食事
紫外線や湿気によるストレスが気になる夏、美容の敵は紫外線による肌ダメージだけではありません。ストレスは体の中に活性酸素を増やし、体を酸化させてしまいます。
シミ・シワの原因となる体の酸化を防ぐには、抗酸化力の強い食材を取ることがおすすめです。手軽に取り入れられるのが、たとえばバナナ。熟したバナナには抗酸化作用のあるポリフェノールが多く含まれ、貧血を防ぐ葉酸も含まれています。
簡単な料理におすすめしたいのは、抗酸化力の高いリコピンを含むトマトです。小さく切ったトマトにお豆腐、ワカメをポン酢であえたサラダはいかがでしょうか。天気が悪くジメジメした日や、暑くて食欲がない日にも、さっぱりといただけますよ。
これからの時期は、ウナギもおすすめ。ウナギに含まれるビタミンEは、抗酸化作用があり、血行を改善する効果もあります。さらにウナギには、免疫機能を高め、体を活性化させるビタミンAが含まれています。
美容とストレスケアは一心同体
夏は特にUVケアが重要とされますが、肌にストレスやダメージを与えるのは、紫外線だけではありません。美肌作りに大切なのは、とにかく体にも心にもストレスを溜めないことです。
ファンデーションや日焼け止めで紫外線対策をするなら、数値を気にするだけでなく、肌に負担をかけないことも大事です。
湿気によるストレスも厄介なものですが、髪の広がりはトリートメントで抑えたり、日々のケアに気をつけていれば大丈夫。天気の悪い日には、かわいい傘やレインシューズで気分を変えてみるのもいいですね。
ストレスをケアして夏にぴったりの食事を楽しめば、夏はもう美容の敵ではありません。こまめなケアとおいしい食事で夏を楽しみましょう!
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