放置はダメ! 治りにくい「首周りのニキビ」原因と対処法4つ
首やアゴにできるニキビ、放置していませんか? 首の周りにできるニキビは、実は顔のニキビよりも治りにくく跡も残りやすいもの。しっかりケアをして、繰り返させないように注意することもとても重要です。
そこで今回は、「首周りのニキビ」の原因と対処法についてご紹介します。
なぜ? アゴや首周りにできてしまうニキビの原因
アゴや首周りにできてしまう「首ニキビ」は、皮脂の過剰分泌による思春期ニキビとは違い、成人してから起こることが多い「大人ニキビ」であることが多いです。
顔よりも皮脂が少なく毛穴も開きにくい首周りですが、汗をかきやすいため汚れが溜まりやすくニキビができやすい部位だと言えます。紫外線の影響も受けやすい部分なので、UVケアもしっかり行いましょう。
他にはストレスなどの内的要因のためにホルモンバランスが崩れたり、生理前後に分泌が活発になる「黄体ホルモン」の影響などにより、皮脂の量が増加することでもニキビはできやすくなってしまいます。
首周りはターンオーバー周期が顔よりも遅いため、初期の白ニキビ・黒ニキビの状態でも治るのに時間がかかってしまうという面があり、ケアを怠ると悪化して色素沈着を起こしたり跡が残ってしまうこともあります。
固くしこりになったり、赤く炎症をおこして更に治りにくいニキビに悪化してしまう前に、なるべく早くケアを開始していきましょう。
正しい対処法
(1)清潔に保つ
皮脂は顔よりも少ないですが、汗をかきやすいため汚れもたまりがち。汚れがたまると毛穴が詰まり、ニキビができてしまいますので大切なのは「清潔に保つ」ことです。
しかしゴシゴシ強く肌を擦るような洗い方は、皮膚にダメージを与えてしまうので絶対にNGです。あまりダメージを与えないよう泡で優しく洗い、すすぎはよりしっかり行いましょう。シャンプーや石鹸が肌に残ってしまうと肌に大きな負担になるため、よく洗い流すことも大切なポイントです。
(2)紫外線ケア
首は紫外線を受けやすい部分です。紫外線ケアを怠ると、肌がダメージを受けて角質層などがはがれ老廃物が増えるため、毛穴を塞ぎニキビを発生させやすくしてしまいます。
日焼け止めやスカーフなどでしっかり紫外線をブロックしましょう。
(3)保湿
乾燥はニキビを含む全ての肌トラブルをおこしてしまう原因になり、放っておくとニキビを悪化させてしまう要因にもなります。
保湿力の高い化粧水や美容液などを使い、油分だけに頼らない保湿ケアをしっかりと行いましょう。
(4)睡眠
ストレスなどの内的要因でニキビができてしまうことの多い「大人ニキビ」。うまくストレスを解消していくのももちろん大切ですが、睡眠をしっかり取ることで自律神経を安定させてホルモンバランスを整えることもニキビを治すのには欠かせないポイントです。
なるべく12時前には布団に入るように心がけ、アロマテラピーや自然の音楽などをかけてリラックスして質の良い睡眠を取るようにしましょう。
顔と違って放置してしまいがちな首周りのニキビですが、しっかりケアを継続してキレイな首周りを取り戻しましょう!