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【保存版】保湿クリームの選び方<クリームの役割とは?>

2018.05.29

       
           

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1.クリームとは?

顔のスキンケアにおいて、クリームは肌の表面に膜を作り、水分の蒸発を防ぐ保湿の役割があります。
一般的に保湿クリームとよばれるものは、水や水溶性成分の中に油溶性分を混ぜて乳化させた製品がほとんど。油溶性分の割合は30~40%を占めています。

肌のバリア機能をサポートしているのが「皮脂膜」ですが、乾燥や加齢によって水分や油分が不足すると皮脂膜としての機能がうまく働かず、バリア機能が低下し、肌荒れやエイジングサインの出やすい肌に。バリア機能を保つ皮脂膜の役割を担うのが「クリーム」というわけです。

保湿効果の他に、クリームによってはエイジングケア成分を配合したものや、ホワイトニング成分を配合したものなど様々な種類があります。
テクスチャーも、ジェルのようなさっぱりタイプから、こってりとした硬めのタイプまで様々。肌タイプや使用感の好みに合わせて選ぶようにしましょう。

2.肌が乾燥する原因とは?

肌が乾燥してしまうと、見た目や肌の感触が悪くなるだけでなく、バリア機能が低下して肌トラブルを起こしやすい状態に。まずは肌が乾燥してしまう原因を把握し、バリア機能がどうしたら正常に働くのか理解しておきましょう。

●間違ったスキンケア方法

乾燥肌の最大の原因とも考えられているのが”こすりすぎ”によるもの。ゴシゴシ洗顔してしまったり、毛穴パック、スクラブ洗顔などで角層を傷つけてしまうと、保水能力が弱まってしまいます。一生懸命スキンケアをしようとして力が入ってしまい、気付かない内に角層を傷つけてしまっていることもあるので注意しましょう。肌にとって摩擦は禁物、スキンケアは力を入れず優しく行いましょう。
また、洗いすぎにも要注意。クレンジングや洗顔によって肌の汚れや皮脂を落としますが、肌にとって必要な皮脂膜やセラミドなどの細胞間脂質、NMF(天然保湿因子)も一緒に洗い流してしまいます。特に乾燥肌の方は洗いすぎに注意しましょう。朝の洗顔はぬるま湯で軽くすすぐだけで十分かもしれません。皮脂分泌の多い方は、毛穴やニキビなどのトラブルを発生させる可能性があるので、朝もTゾーンを中心に軽く優しく洗顔するようにする方がベター。肌のコンディションに合わせて洗顔方法も調整しましょう。

●食生活

極端なダイエットや偏食、ファストフードの多用、欧米型食生活の浸透などにより、10代でも肌の乾燥に悩む人が増えているのだそう。タンパク質、必須脂肪酸、亜鉛、ビタミン類をバランスよく摂り入れることで健康的な肌を保ちやすくなります。

●生活習慣・環境

不規則な生活や無理なダイエット、日々の生活習慣が原因で肌が乾燥してしまうケースも考えられます。
睡眠不足は肌のターンオーバーを乱し、新しい肌の生まれ変わりがスムーズに行われなくなってしまい、古くなった角質が溜まりゴワゴワカサカサ肌の原因になりかねません。
肌のターンオーバーを整えるためには、睡眠をしっかりとり、寝ている間に成長ホルモンを分泌させるようにしましょう。
また、喫煙は体内の活性酸素を増やし、肌細胞そのものにダメージを与えてしまうことになるので、保湿ケアを徹底するならなるべく控えましょう。
乾燥しやすい秋・冬や、エアコンの使用時には、加湿器などで湿度をコントロールし、水分補給をしっかりと行いましょう。
肌にとって適切な湿度は、60~65%が目安です。
紫外線が強くなる夏は特にUVケアを念入りに、それ以外の季節も外出時には忘れずに。紫外線は、ターンオーバー(肌の生まれ変わり周期)を乱すことによって、肌表面に残ってしまった古い角質が、肌の保湿力を妨げ乾燥しやすくさせます。UVケアには肌への刺激の少ないものを。
窓際など日が差し込む場所では室内でも日焼けをするので、こまめなUV対策が有効です。

●加齢

加齢とともに”水分・セラミドなどの細胞間脂質、天然保湿因子(NMF)”が失われやすくなり、それに伴ってバリア機能も低下しやすくなります。
さらに、女性ホルモンの減少も肌を乾燥させる要因に。
不足しがちな成分を補い、保湿ケアを徹底し、年齢に負けない美肌を目指しましょう。

3.クリームはどんな肌に使うべき?

乾燥肌タイプの方に限らず、肌表面の水分と油分が不足している場合はクリームによる保湿が必要だと考えられます。
洗顔後につっぱりを感じたり、肌表面が粉をふいたり、皮むけするなど、乾燥肌タイプではなくても一時的に起こることがあります。
前述の通り、肌が乾燥するとバリア機能が低下し、ホコリや花粉、紫外線などの外的刺激を受けやすくなり、シワやたるみなどのエイジングサインやニキビやくすみ、ゴワつきなどの肌トラブルの原因にもなってしまいます。
さらに、乾燥が悪化するとちょっとした刺激でも肌にかゆみや痛みを感じ、赤みや発疹が発生する「乾燥性敏感肌」になるケースも。
肌の乾燥を感じたら、化粧水で水分を補給した後、乳液やクリームで油分を補い、しっかり保湿してバリア機能を低下させないようにすることが大切です。

4.エイジングケアにはクリームを

エイジングケアの基本は保湿。肌を乾燥から守り、バリア機能を保つことが大前提です。
エイジングケアにおいてもクリームによる保湿ケアは欠かせません。

年齢とともに皮脂の分泌量は低下し、肌のバリア機能となる皮脂膜が少なくなります。
20代までは化粧水と乳液だけで保湿ケアは十分だと感じていても、30代になるとうるおい不足を感じるようになる方が増えてきます。
40~50代になるとさらに乾燥しやすく、シワやたるみなどのエイジングサインが進行することに…。
保湿成分に加えてエイジングケア成分を配合したクリームを取り入れることで、うるおいとハリに満ちた肌を保ちやすくなります。
油分によるベタつきが気になる方は、ジェルのような軽いテクスチャーのクリームもあるので、自分の肌で確かめてからから購入するようにしましょう。

5. クリームに含まれる保湿成分とは?

化粧水や美容液で与えた水分にフタをするのがクリームの役目。
クリームに含まれることの多い保湿成分をチェックしておきましょう。

●セラミド

細胞間脂質の約40%を占める高保湿成分です。角質層に水分を蓄え、水分の蒸発を防ぎ、肌のうるおいを保ちます。

●リピジュアR

細胞膜や涙に含まれるリン脂質をモデルに開発された成分で、化粧品や医薬品、人工臓器など幅広い分野で応用される多機能保湿成分です。保湿性はヒアルロン酸の約2倍とも言われています。

●スフィンゴ脂質(スフィンゴリピッド)

細胞間脂質の一種で、肌の水分保持やキメを整える働きがある成分です。

●水素添加レシチン

大豆から抽出されるレシチンに水素を添加したもので、保湿力、保水力、安全性が高い成分です。肌荒れにも有効と言われています。

●ワセリン

ワセリンは古くからある有名は保湿成分の1つで、今でもよく使われている成分です。石油由来の炭化水素類の混合物を脱色して精製して作られています。

●シアバター

人の皮脂成分と同じ「脂肪酸」が主成分であるため、皮脂に近い働きのある成分です。人の皮脂成分長時間保湿効果が持続します。

●スクワラン

深海鮫や植物などから抽出した「スクワレン」という成分に水素を添加してつくられた保湿成分です。保湿効果が高く、ターンオーバーの正常化をサポートします。

6.クリームを選ぶポイントは?

クリーム選びのポイントをチェック!
以下のチェックリストを参考に、自分が求めているクリームをお手入れに加えてみてはいかがでしょうか?

□ 求めている保湿力があること
□ 肌タイプに合っていること
□ 好みのテクスチャーであること
□ 肌への刺激にならないこと
□ 30代後半からはエイジングケア成分が配合されていること
□ 季節に合わせた保湿力があること
□ 朝に使用する場合は化粧崩れの原因にならないこと

7.まとめ

いかがでしたか?
与えた水分にフタをしてうるおいを保つ役割のあるクリーム。肌の乾燥が気になる方、年齢サインが出始めた肌はクリームによるケアが必要かもしれません。今まで使ったことのなかった方も、すでに使っている方も、配合されている保湿成分や肌への効果を確認しながら選ぶようにしましょう。

                                       

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