「顔がピリピリ・ヒリヒリ痛む…」そんな時に必要なスキンケアとは?
「顔が肌荒れでピリピリ、ヒリヒリする」
こんな時は化粧水さえしみそうで、基礎化粧品を使うのも怖くなってしまう場合もありますよね。しかし、何もケアをしないでいると、より乾燥が進み肌トラブルの悪化を招いてしまいます!
今回は、肌がピリピリ・ヒリヒリと痛む時の対策方法をご紹介します。
肌がピリピリ・ヒリヒリする原因は?
髪や服が触れてもピリピリ・ヒリヒリし、風が吹いても痛いような肌状態になるのは、角質層水分量が足りず、皮膚の「バリア機能」が著しく低下しているためと考えられます。
バリア機能が低下してしまうと、肌は外からの刺激に対して無防備になってしまうため、ダメージを受けやすく、放っておくと深刻な肌トラブルの原因にもなってしまいます。
このような皮膚の水分量が減ってしまう背景の多くは、ターンオーバー周期が早すぎるという側面があります。ターンオーバーを早めてしまう原因となるのは、ピーリングなどの肌への負担が大きいスキンケアのやりすぎや紫外線ダメージ、肌を擦るなどの皮膚にダメージを与える外的刺激によるものが考えられます。
また、洗顔料を1日に何回も使うなども肌への負担が大きいため注意が必要です。
必要なスキンケアのポイントは「保湿」と「肌への刺激を減らす」こと!
ピリピリ・ヒリヒリ痛むほど荒れた状態の肌は、健康な肌と比べて水分量が30%以下にまで落ち込んでいる場合もあります。そんな激しい乾燥状態の肌に必要なケアは、何と言っても「保湿」です。
バリア機能を高める働きがあり、水分保持力が高い美容成分などが配合された美容液やクリームなどを利用し、徹底した保湿ケアを行いましょう。効率的に保湿をしていくことで、ターンオーバー周期を正常に戻していくことができます。
化粧水や美容液も肌への刺激になる場合もあるため、敏感肌用の低刺激なコスメを利用するのがオススメです。赤ちゃんでも使えるようなものや、保湿効果が長く続くものなどを選びしっかりケアを行いましょう。
「肌への刺激を減らす」ケアとは?
肌がヒリヒリする状態の時は、化粧品などの使用は極力控えた方が良いです。しかし、仕事などでそういう訳にもいかない場合は、石鹸で落とせるような低刺激なコスメを利用するのがオススメです。
というのも、スキンケアで最も肌への負担が大きいのが「クレンジング剤」だからです。なるべく洗顔料だけで落とせるような化粧品を利用すると、クレンジング剤を使わずに済むため肌の負担を減らすことができるのです。
また、洗顔料の使用もなるべく夜だけにし、朝はぬるま湯での素洗いにするのも肌へのダメージを減らすために有効なケア方法の1つです。
それでも悪化が止まらず赤く腫れてしまうような場合には、皮膚科を受診してみましょう。
肌がピリピリと痛む時は、気持ちも落ち込みストレスもたまりがちになってしまいます。しかし、きちんと保湿し、刺激を減らすケアを続けていればターンオーバーが正常になり、健康な肌質を取り戻すことができます。
しっかりケアを継続して、キレイな肌と笑顔を手に入れましょう!