冬でもテカる! インナードライ肌チェック方法と改善方法
「冬なのにテカリが気になる」
「肌がカサカサなのに、皮脂がたくさん出る」
「きちんと洗顔しても、昼過ぎにはテカリがでてくる……」
このような肌のお悩みを抱えてはいませんか。これらの肌は、「インナードライ肌」と呼ばれ、皮脂が過剰に分泌されつつも肌の内側がカラカラに乾いている状態です。
しかし、「コスメとの相性が悪いせいで肌荒れが起きたのかな?」と考え、コスメのメーカーを替える方もいます。
そんな多くの女性を悩ませる、インナードライ肌について説明していきましょう。チェック方法も是非やってみてくださいね。
インナードライ肌とは?
インナードライ肌は、肌の内側が乾燥している状態のことを言います。
肌の内側がカラカラになると、これ以上乾燥させないように皮脂を過剰に分泌します。これが、テカリの原因です。
インナードライ肌かどうか分からない方はチェック方法があるので、洗顔後に試してみてはいかがでしょう。
インナードライ肌チェック方法
まず、普段通りの洗顔後、タオルで軽く水分をとります。その後、何もつけず約20分待ってみて下さい。その時の肌の状態を見てみましょう。
「肌のカサつきもなくつっぱる感じもない」
インナードライ肌を心配する必要がありません。
「肌がカサカサしてつっぱる感じがある」
すぐに保湿をしていたため乾燥に気づいていない状態です。放置するとインナードライ肌になる恐れがあります。
「肌にテカリがありつつ、多少つっぱる感じもある」
インナードライ肌の可能性が高いです。
「カサついている部分とテカリがある部分がある」
インナードライ肌の可能性が高いです。
インナードライ肌を放置してしまうと肌の水分不足によって、肌のターンオーバーが正常に行われなくなりシワやシミができる、ハリが失われるなどといった さまざまな肌トラブルが引き起こされやすくなります。
なぜインナードライ肌になるの?
空気が乾燥する冬は、特にインナードライ肌になりやすいです。
空気の乾燥以外にも、洗顔で皮脂を落としすぎる、紫外線によるダメージ、間違ったスキンケア、不規則な生活、ストレス、栄養バランスの悪い食生活といったことから肌の乾燥が進んでしまいます。
インナードライ肌に欠かせないのは「保湿」
テカリを取り除こうと、洗浄力の強い洗顔料で洗っていませんか? それがかえって肌の乾燥を促してしまいます。洗顔料は、敏感肌向けの洗浄力が強すぎないものに替えましょう。
また、クレンジングの時にオイルを使用している場合はミルクに変えて、肌への刺激を弱めましょう。ポイントは、洗顔後30秒以内に化粧水をつけることです。保水性の高い化粧水や美容液で、しっかりと肌に水分を補いましょう。潤いが感じられるまで、何回かに分けて塗り込むことも大切です。
また、化粧水や美容液だけでは肌が乾燥してしまうため、クリームや乳液を塗り肌にフタをして潤いを閉じ込めましょう。しっかり肌が保湿されると、皮脂が過剰に分泌されることもなくなります。
さらに、季節を問わず外出時には、日焼け止めクリームなどを塗り紫外線対策をするのも重要です。ただし保湿が十分にされていない肌ですと、キメが乱れているため紫外線から肌を守りきれません。
その結果、紫外線によって肌の水分が奪われてしまいます。乾燥する冬は特に保湿を心がけ、インナードライ肌を改善していきましょう。