乾燥肌を撃退! 美肌へ導く基本のスキンケア4つのポイント
みなさん、いまご自分の肌に満足していますか? お肌や乾燥のことでお悩みはないでしょうか。そういった悩みは、実は間違ったスキンケアが原因かもしれません。いま一度、スキンケアの基本を見直してみませんか?
若いころは、シミやくすみもなくて誰だってキレイ。ちょっとくらいスキンケアがいいかげんでも、メイクしたまま寝てしまっても、なんとかなります。ところが、20代後半になると状況は一変。きちんとスキンケアしているつもりなのに、肌悩みがなかなか解決しないという人は多いんです。
そして、冬の肌悩みで多いのは、やはり乾燥。肌が乾燥して化粧のノリがよくない、小ジワが気になる、という悩みはよく聞かれます。そして、1年中聞かれる悩みとしては、シミや毛穴、ニキビといったところ。
今回は、間違ったスキンケア方法と正しい基本のスキンケアのポイント4つをご紹介いたします。
(1)クレンジングの基本!
夜寝る前にしなければいけないことといえば、やっぱりメイク落とし。基本中の基本は、まずポイントメイクを先に落とすこと。綿棒にクレンジング剤を含ませて、目のキワをクルクルと往復させます。それでもまだアイメイクが残っていたら、コットンにクレンジング剤をたっぷり含ませて、やさしくなじませましょう。
次に気をつけておきたいのが、クレンジング剤の選び方。乾燥肌の方には、うるおいを保つミルク・クリームタイプのクレンジング剤がおすすめです。
ニキビが気になる方には、さっぱりとしたジェルタイプや、ニキビケア専用のクレンジング剤がおすすめ。オイリー肌の方には、洗浄力の高いウォータータイプや、オイルがおすすめです。
どのタイプの方でも気をつけていただきたいのは、早くメイクを落としたいからといって、むやみに力を入れないこと。手のひらでやさしく、メイクを浮き上がらせます。
(2)洗顔の基本
クレンジングの次は洗顔ですが、ダブル洗顔不要のクレンジング剤を使っている方は、クレンジング後の洗顔はパスしてもOK。ただし、すすぎはしっかり行いましょう。
洗顔には、マイルドな石けんや洗顔フォームをチョイスして、ふんわりキメの細かい泡を作ってあげます。ゴシゴシこすらず、泡で汚れを浮き上がらせるようにしましょう。
毛穴が気になる人は、指の腹で丁寧にマッサージを。週1回、酵素系の洗顔パウダーを使うのも効果的です。ニキビが気になる人は、洗顔後にピーリングジェルで角質ケアを行いましょう。毛穴のつまりが取れ、化粧水の浸透もよくなります。
また、冬は朝の洗顔は水だけでいいという人もいますが、これはちょっと考え物。寝ている間に出てきた皮脂が酸化して、くすみの原因になってしまいます。
(3)化粧水・乳液の基本
洗顔のあとは、いよいよ化粧水と乳液の出番です。基本のスキンケアはお金をかければいいというものではなく、重要なのは適量を守ること。
化粧水・乳液はコットンに500円玉大が目安です。じっくりと手のひらの温度でなじませることで、浸透力が高まります。
より化粧水の効果を高めたい場合は、導入美容液を使ってもいいでしょう。化粧水・乳液は口コミで評判がいいものよりも、自分好みの香り・テクスチャーを選ぶのがベストです。
(4)スキンケアの締めはオイルで決まり!
化粧水・乳液でしっかり保湿したあと、忘れてはならないのがオイルです。おでこや目元、ほうれい線など、小ジワが気になる部分は必ずオイルで保湿してあげましょう。
乾燥が原因の「たるみ毛穴」にも、オイルは有効です。お風呂上がりはもちろん、朝のスキンケアの締めにはオイルがマスト。このひと手間でファンデのノリがまったく変わります。
ただ、どんなに基本のスキンケアを丁寧に行っても、睡眠不足や、体を冷やす食生活をしていては元も子もありません。冬は消化のいい食べ物を摂り、ゆっくり入浴して、体を温めてあげましょう。
正しいスキンケアで肌がよみがえる
クレンジングに洗顔、化粧水・乳液、締めのオイル。気になる乾燥や毛穴の目立ちを防ぐケアは、意外にシンプルです。覚えておいていただきたいのは、ひとつひとつのケアを丁寧に行うこと。急いでいても、ゴシゴシこすったりすると肌のストレスが増え、シミやシワの原因となります。
正しい基本のスキンケアでしっかり保湿して、肌をやさしくいたわることで、美しい肌を取り戻しましょう。