美人に欠かせない条件! 体を内からも外からも温める秘訣とは
元気で幸せな美人は、温かいものです。温かいとは心の話ではありません。文字通り体温のこと。体温が高い=代謝がよい=免疫が高いは全てイコール。自身が温かいことは、元気で幸せな美人にかかせない条件なのです。
とはいえ、熱を作り出す筋肉量が少ない女性は、男性に比べて冷えやすい傾向にあります。秋冬になると足が冷えて眠れない。肌荒れやクマやくすみが気になる。体が冷えしまうと、頭や肩、関節までが痛いという人も多いのでは。
そこで、今の季節に知っておきたい、体を温めるコツをまとめました。
体外から温めるコツ3つ
(1)温めるべきは、首のつくところ・大きな筋肉のあるところ
首、手首、足首は体の表面近くを太い血管が通っています。つまり、首のつくところを温めると血液を温めることができるというわけ。さらに、太ももや二の腕、お尻などの大きな筋肉がある部分は血流が多い箇所なので、ここを温めることで全身も効率良く温めることが可能です。そして、内臓や副交感神経の中枢などが集まるお腹と腰回りも温めポイント。秋冬は腹まきを常用しましょう。
(2)湯たんぽを使いこなす
湯たんぽにはなんとカイロの100倍もの熱量があるといわれています。上の(1)で紹介した温めポイントを、湯たんぽを使って順番に温めてあげましょう
(3)お風呂に入る前の工夫で効果を高めて入浴する
体を温めるためには入浴習慣が大切。夜、お風呂に入る場合は副交感神経を優位にして体をリラックス状態にしてくる38〜40度くらいの温度のお湯が適しています。少なくとも10分、できれば30分はお湯に浸かりましょう。よく半身浴がおすすめされますが、体を効果的に温めようと思ったら全身浴のほうがいいでしょう。のぼせてしまう人だけ、途中から腕や上半身を外に出すなどして調整しましょう。
体内から温めるコツ3つ
(1)飲み物の温度に気をつける
冷たい飲み物はてきめんに体を冷やすので避けましょう。まずは常温の飲み物に切り替える。それでも体の冷えが改善されない場合は温かいものだけを飲むようにしましょう。ほか、食前に白湯を飲むと消化吸収力が上がるのでオススメです。
(2)体を温める食材を知る
体の温め効果が高い食材には、羊肉、こしょう、シナモン、にんじん、海老、鶏肉、鮭、れんこんなどがあります。そのほかにも秋冬が旬のもの、寒い地方が原産地のもの、水気が少ないもの、地中に伸び、赤や黒といった色の濃い根菜もそう。体の冷えが気になる人は食材にも気を配ってみるといいかもしれません。
(3)筋肉をつける
体の中から熱を生み出すのは筋肉の役割です。筋肉が多ければ多いほど熱を作りやすい体なのです。しかし加齢とともに筋肉量は減ってしまいます。日頃からスクワットや腹筋・背筋運動、ももあげなどを行い、筋肉量を増やすように心がけましょう。
毎日冷えないように気を付けることで、少しずつ体が冷えにくくなるのがわかるはず。さらに目に見える効果が欲しいという人は基礎体温をつけてみるのもいいでしょう。平熱36.5度以上を目標に、毎日体を温めるコツを実践してみてくださいね。
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