カサカサ乾燥肌を改善するバスタイムのスキンケア法12ステップ
秋の肌を一言で表現するなら「お疲れ肌」。蓄積された夏の間のダメージと、一気に湿度が下がってくることによる乾燥で肌はグッタリ、ノックアウト寸前です。今、上手にケアして冬の乾燥に耐えうる肌に整えるのが秋のスキンケアミッション。
そこで提案したいのが、バスタイムを有効に使った肌ケアです。「お疲れ肌」の秋ですが、「夜長」の秋でもあります。夜の時間をつかってお風呂でしっかりケアしてあげましょう。
バスタイム・スキンケアのテーマは保湿!
お風呂上がり後のスキンケア、みなさんはどんなタイミングで行っていますか? お風呂上がり、体をバスタオルで拭いてから? それともパジャマを着てからでしょうか。
保湿のタイミング、実はそれでは少し遅いのです! 一般的には、お風呂から上がって3〜5分以内に保湿をしましょうといわれていますが、肌についた水滴が蒸発していくときに肌内部の水分も一緒に奪われてしまうため、早ければ早い方がいいというのが実際のところ。
そこで、浴室にシートパック、化粧水、クリーム(乳液やオイル、ジェルでももちろん可)、ボディクリームを持ち込んで、「絶対に乾燥させない」ように、保湿しながらバスタイムを過ごしてみてください。
バスタイムの過ごし方
用意するもの
・個別包装されたシートパック
・化粧水
・クリーム(乳液やオイル、ジェルでももちろん可)
バスタイムの過ごし方12ステップ
(1)まず湯船に包装されたままのシートパックをいれて、パックを温めておきます
(2)シャンプーなどのヘアケアを済ませ、体も洗っておきましょう
(3)メイクを落とし、顔を洗います
(4)洗顔後、濡れたままの顔にクリームを塗ってください
(5)そのまま湯船に浸かります
(6)湯船であたためておいたシートッパックを取り出し、パックしましょう
(7)そのままゆっくり湯船に浸かって体を温めましょう。隅々まで温まるためには40度くらいまでの温度のお湯に、肩までしっかり5分ほど(無理のない範囲で)浸かる全身浴がおすすめ
(8)湯船から上がったらパックを取り、顔を軽く流します
(9)浴室の中で顔の水気をタオルで拭き取り、化粧水を塗りましょう
(10)化粧水をなじませている間に、続いて体の水分をタオルでさっとふきとりボディクリームを全身に塗ります
(11)浴室から出て、もう一度化粧水を馴染ませ、下着やパジャマなどを着ましょう
(12)最後に美容液や乳液、クリーム、オイルなどで保湿の仕上げをすればOK!
浴室の湯気と油分で、お肌が柔らかくしっとりとなるスペシャルケアです。ちなみに、浸かるお湯には入浴剤をいれておくとより体が温まりやすくなります。血行促進作用のある炭酸や、血行促進作用はもちろん、ほかにもいろいろな美容効果が期待できる水素系の入浴剤がおすすめ。
体を温めて末端まで血液を巡らせると肌細胞も元気になりますよ。秋の夜長のバスタイム・スキンケア、ぜひ試してみてください!