夏も崩れない!? ミネラルファンデーションの使い方と効果を解説
肌に負担が少ないと人気のミネラルファンデーション。このミネラルファンデの「ミネラル」ってなんだかご存知ですか? ミネラルには、肌の色ムラをカバーするだけでなく、すごい効果が秘められているんです。
今回は、ミネラルファンデの成分と、肌にいい理由、使い方を簡単に解説していきます。
ミネラルファンデの「ミネラル」って何?
最近よく聞くミネラルファンデ。この「ミネラル」ってなんだろう? と疑問に思う人も多いですよね。ミネラルファンデの「ミネラル」とは、土の中に含まれている鉱物のこと。
ミネラルファンデには、天然鉱物のマイカ・酸化亜鉛・酸化チタン・酸化鉄が入っています。この4つの天然鉱物が入っていて、界面活性剤や防腐剤が使われていないファンデーションをミネラルファンデと呼びます。
一般のファンデーションは、肌の上にピタッと膜を作ってしまいますが、ミネラルファンデはミネラルの微粒子が肌に密着するだけなので、密閉されている感じがなく肌に負担が少ないんです。ただ、ミネラルがほんの少ししか使われていないのに「ミネラルファンデーション」とうたっている場合もあるので、成分表示を確認する必要があります。
ミネラルだから、夏の日差しに強い
市販の日焼け止めには、紫外線を吸収するタイプのものと、反射するタイプのものがあります。紫外線を吸収するタイプは、紫外線を吸収しながら紫外線の力を弱め、高いUVケア効果が期待できます。しかし、肌の上で化学反応を起こすため、敏感肌の人には負担が大きいのがデメリットです。
いっぽうミネラルファンデには、紫外線を反射する効果があります。ミネラルファンデの成分である酸化亜鉛・酸化チタンには、紫外線を反射する作用があるのです。外でのレジャーの際は強力な日焼け止めが必要ですが、ふだんは肌に負担の少ないミネラルファンデがおすすめです。
肌への負担が少なくて、UVケア効果もあるなんてうれしいですよね。微粒子が肌に密着するので、汗をかいても汚くくずれないことも魅力です。
パウダータイプのミネラルファンデの塗り方
オイリー肌の人や、敏感肌の人にはサラサラしていて混じりっ気のないパウダータイプのミネラルファンデがおすすめです。ファンデーション専用の毛足の短いブラシにパウダーを充分含ませ、ティッシュや手の甲をなでて粉を均一になじませます。
ファンデーションを塗るときは、パウダーを顔の中心から骨格に沿って乗せましょう。頬や鼻の毛穴が目立つ部分は、ブラシで軽くポンポンと毛穴に粉をなじませていきます。使っているうちに、ブラシにファンデーションと混ざった皮脂がついてしまうので、ブラシは週1回ほど石けんで洗うといいですよ。
クリームタイプのミネラルファンデの塗り方
クリームタイプのミネラルファンデは、塗るとき肌に負担をかけず、肌に潤いを与えてくれます。乾燥肌からノーマル肌の人におすすめです。
塗るときは、ファンデーションを顔の逆三角形のゾーンに軽くなじませ、専用のスポンジで軽くタッピングするとツヤと立体感が生まれます。フェイスラインは、サッと磨き上げるように仕上げましょう。
クリームファンデの仕上がりは、トレンドのツヤ感メイクにぴったり。小じわも目立たなくなります。肌が角質化しやすい夏は、ピーリングと充分な保湿に加え、肌に負担が少ないミネラルファンデを使うことでやわらかな肌を保つことができます。
汗・日差しに強いファンデで夏を乗り切ろう!
日差しに強く、汗をかいてもくずれにくいミネラルファンデーション。こんなに優秀で、しかも肌に負担が少ないのはうれしいですね。肌にピタッと密着するのに密閉された感じがせず、メイク崩れが気になる夏にぴったりです。
肌タイプに合ったテクスチャーのミネラルファンデを選び、塗り方のコツをつかめば美肌はすぐに実現します。ミネラルファンデがあれば、毛穴の目立ちや乾燥といった肌の悩みからも解放されるはず。ミネラルファンデを使いこなして、夏を快適に過ごしましょう。
【関連記事】
・肌の運命が変わる! 正しいベースメイクでシミやソバカスを隠す方法
・サラサラ肌をキープ! ドロドロ化粧崩れを防ぐ夏のスキンケア方法