本当に健康に良いの? 朝ランニングをするメリット・デメリット
朝早く起きて、まだ誰もいない街を走る。元々朝体質の人にとっては気軽にできることであっても、夜型の人がいきなり早朝ランニングを続けるのは、ハードルが高すぎます。そもそも、朝ランニングをすることって本当にメリットだらけなんでしょうか?
そこで今回は、朝ランニングをするメリット・デメリットと注意点をご紹介いたします。
■メリットその1「ダイエットをサポート!」
朝起き立てでランニングをするということはつまり、身体に何も入っていない状態。
走るときも、エネルギーがないところからさらに脂肪を燃焼させるため、ダイエットを意識している人にとっては朝ランニングが効果的ともいわれています。
ただし、体質によっては何もない状態で走ると貧血や立ちくらみを起こしたりと、生活に支障を来す可能性も0ではありません。しばらく続けてみて、体調が安定しているなら、そのまま継続しましょう。
■メリットその2「朝からリフレッシュできる」
早朝に起きている人は、どちらかといえば少数派。
街もまだ活気づいておらず、お日さまはでているものの、静かな環境の中ランニングをすることができます。
日中に走ろうと思うと交通量が多く、自由に走れなかったりしますよね。しかし、朝ランニングの場合は、車の走行も少なく、事故防止にも繋がります。
なんといっても、朝の空気は新鮮で清々しい!
出勤前に一度走ることで、前日の疲れもリセットされていくでしょう。嫌なことがあっても、走ればなにもかもをゼロにした状態で出勤できます。
■デメリット「ケガをしやすい」
早朝ランニングもメリットだけとは限りません。
まず、朝起きたばかりで走るとケガをする可能性が高くなります。もちろん、朝走るからには、ストレッチや準備体操が欠かせませんが、それでも身体が疲れていれば、ケガをする場合も。また、体質によっては朝起きること自体が身体に合わない人もいらっしゃるでしょう。
朝ランニングを続けてみて、あきらかに運動ではなくストレスがかかってしまっているなら、無理をせず、余裕があるときにだけ走ってみたり、夜に変えてみたりと、自分のライフスタイルに合わせたランニング方法を取り入れましょう。
いかがでしたか?
ランニングブームで走る人が増えている一方で、アスリート気分で自分を追い込んでしまった結果、身体を壊す人も少なくありません。
あくまでも、目的は「健康増進」ですから、朝ランニングをするとしても、無理のない範囲で行いましょう! 体調があまりよくないときは休む勇気も必要ですよ。
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