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カサカサ肌に要注意!乾燥が引き起こす肌トラブルとは

2018.04.01

       
           

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美しく、健康な肌のために保湿が重要であることは、多くの方が理解していることでしょう。ではなぜ乾燥すると良くないのでしょう。乾燥すると、肌は一体どうなってしまうのでしょうか。
そのリスクを知って日々のケアに役立ててもらうため、今回は、乾燥が引き起こす肌トラブルについてご紹介します。

肌が乾燥するとバリア機能が低下する

肌が乾燥すると様々なトラブルが起こりますが、そのほとんどに繋がる元の原因は、バリア機能の低下です。
人間の皮膚は、大きく3つの層から成り立っていますが、最も外側にある表皮には、石を積み上げた城壁のように細胞がぎっしり並んでおり、その細胞が鎧となって身体を外部刺激から守ってくれています。これが、肌表面の角質層に働くバリア機能です。
細胞は、ターンオーバーすることで絶えず生まれ変わり、古びることなくこのバリア機能を維持しています。しかし、角質層の水分が少なくなって肌が乾燥すると、細胞の間にすき間が生まれ、大切なバリアが充分に機能しなくなります。
肌のバリア機能が低下すると、細菌や異物が身体の中に侵入してきてしまいます。そして、そのものにより、あらゆる肌トラブルが起きてしまうのです。

乾燥から敏感肌や肌荒れに繋がる

では、バリア機能が失われることで起きる肌トラブルを具体的に見ていきましょう。

もともと敏感肌ではない人も、肌が乾燥することにより、敏感に傾くことがあります。乾燥性敏感肌と呼ばれる状態です。これはまさに、乾燥によってバリア機能が低下しているときに起きるトラブルで、化粧品によって突然かぶれてしまったり、わずかな刺激でも肌に赤みやかゆみが出てしまったりという症状が現れることがあります。
特に、手は顔に比べて角質層が厚く、皮脂腺もないことから、内部からの水分補給が間に合わず、乾燥がひどくなりがちです。バリア機能が落ちたところに刺激の強い洗剤などがかかると、ひび割れや湿疹ができ、手全体に広がってしまいます。

乾燥して角質層のすき間が大きくなると、細菌が体内に侵入してくることもあります。そうなると、皮膚炎やトビヒ、いぼ、ミズイボなどの感染症を起こす可能性もあるので、やはり肌の乾燥は軽視できません。

また、外部刺激によるかぶれなどでなくても、乾燥すると肌はカサカサして荒れた状態になります。乾燥の程度がひどくなると、皮膚が割れ、さらに進行すると割れ目が真皮にまで達してアカギレになり、うずくような痛みを伴うこともあります。

紫外線のダメージを受けて肌が老化する

肌のバリア機能が低下することで影響を受けやすくなるものの中には、紫外線も含まれます。紫外線には、ビタミンDを合成して骨を作るという働きもありますが、浴びすぎると肌の老化を招きます。
例えば、多くの人が知っているように、紫外線はシミの原因になります。紫外線が皮膚に当たることによりメラニン細胞が活性化され、シミの原因となるメラノサイトが増えるのです。
また、紫外線は皮膚の中に、コラーゲンを破壊する酵素を生み出します。コラーゲンは、皮膚の奥の方で、肌の弾力を維持する働きを担っているので、破壊されるとシワやたるみができやすくなってしまいます。

このように、紫外線はシミやシワが発生する原因となるため、乾燥によるバリア機能の低下で影響を受けやすくなると、肌の老化が促進されてしまうことになるのです。

まとめ

このように、肌の乾燥は単に「美しくない」「化粧が乗らなくなる」というだけでなく、痛みやかゆみを伴う重大なトラブルに繋がる可能性があったり、知らないうちに老化を進めていたりします。「たかが乾燥」と侮らず、将来にわたり健康で美しい肌を維持するためにも、日々の保湿ケアは入念に行うようにしましょう。

                                       

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